ランドセルは見た目がほとんど同じなので、「どこが違うの?みんな同じじゃない?」と思ってしまいますが、数年使うと、いい素材で丁寧に造ったものと、安価な素材で量産したものでは、ランドセルの状態が全然違ってきます。
| クラリーノ |
天然皮革の精緻な構造と独特の性能を、化学の力で再現した人工皮革です。
従来の合成皮革にない様々な性能を発揮しています
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| クラリーノ・ エフ |
基本のクラリーノより、ベースになる基布が細く緻密なため、しなやかな風合いになる生地。 |
| 牛革 |
成牛の革です。ランドセルの素材として、もっとも長く愛用され、天然素材ならではの風格があります。牛の革です。普通「革製」というと90%以上が牛革製です。
牛革には表面に毛穴が付いた「ギン」と毛穴がない「トコ」があります。
普通、牛革と言えば「ギン」の付いたものを言いますが、「トコ」の表面をコーティングして、「ギン」風に加工したものもあります。 |
| 総牛革 |
総牛革製=ゼェーンブ牛革ではありません。
表面積の60%以上が牛革のランドセルを「牛革ランドセル」と表示しますが、総牛革はこの基準よりも、もっとたくさん牛革を使っているということです。 |
クラリーノ・
タフロック |
クラリーノより表面強度と平滑性に優れたコードバン調高級素材の表面に特殊加工を施し、耐傷性を高めた最高級素材です。 |
| 手縫い |
長い糸の両端に針をつけて、小さな針穴の両側から同時に2本の針を通して、一目一目手仕事で縫っていくのが「手縫い仕立」です。
手間の掛かる縫製ですが、ミシン縫いのように糸のほつれが伝染することはありません。たとえ、糸が一目切れても全体に伝染しないので、丈夫さを求められる鞍などの馬具は、昔から手縫いで仕立てます。 |
| 総ゴードバン |
カブセのほかにもコードバン生地を使ったランドセルを、総コードバンと言います。
カブセ以外のどこにコードバン生地を使うかは業者によりますが、使用可能な部分は、大きいマチ・前ポケット等です。ただ、肩紐・背中などにコードバン生地を使うのはよくありません。
どこにコードバン生地を使っているか、コードバンでない部分は牛革なのか合成皮革なのかを確かめましょう。
あまり出回っていない品なので、カブセだけがコードバンの品を「総コードバン」と間違って説明する売り場もあるようです。気をつけましょう。 |
| 天然皮革 |
天然皮革は、一枚の革でも、真ん中と端、背中の部分と腹やお尻の部分では、材質が違いますので、ランドセル職人さんが、一枚一枚の革を吟味して、ここはカブセ、ここはマチというように、最適な部分を選んで裁断します。その後も、専門の職人さんが経験を生かして丁寧に手仕事で仕立てます。人工皮革のように材質が均一でないからです。
また、天然皮革は、数年使い込んで小さなキズやシワなどができたころ、人工皮革にはない、独特の風格があらわれてきます。
本物をじっくりと楽しむなら、天然皮革のランドセルがお奨めです。 |
| 豚革 |
豚革は、その名の通り、ブタの革です。
豚革は、薄くて丈夫なので、カブセの裏側や錠前の繋ぎの裏側に使うと、ランドセルの耐久性がUPします。最近、豚革の代わりに、チェック柄などをプリントした合成皮革を使ったものが増えてきましたが、品質を重視するなら豚革がベストです。豚革は、ランドセルの名脇役です。 |
| コードバン |
コードバンは馬の尻部の革です。一頭で二枚の冠(カブセ)しか採れない貴重で高価な素材です。
キズ・型崩れ・雨に強く、皮革の王様と言われています。新品の時は、コード版も牛革も人工皮革も同じように見えますが、数年使うと、素材の違いがはっきりと出てきます。 |